「昼寝って効果あるの?」、「目の疲れって集中力と関係ないでしょ?」、あなたはそんなことを考えていますね。
実は、昼寝には日中に減ってしまったウィルパワーを回復させる作用があるんです。
また、目の疲れは脳と直結していて、頭使いすぎたーって感覚を引き起こします。
そのため、昼寝をしたり、目をいたわったりするのは、午後の集中力ダウンを食い止める有効な手段なのです。
ここでは、集中力を高めるために取り入れるべき昼寝や目の保養についてお伝えしていきます。
午前中に片付かなかった仕事は、午後にぱぱっと終わらせましょう。
集中力を高める昼寝の効果とは?
午後も午前のような集中力をキープしたり、眠くなる時間を無くしたりしたいなら、昼寝はとても効果的です。
昼寝は、午前中に減ってしまったウィルパワーを回復する効果があり、15分の昼寝は、3時間の睡眠と同じくらいと言われています。
お昼休憩の後は、眠気に襲われて、ついうとうとなんてことありますよね。
特に、会議や事務仕事、流れ作業は、頭がぼーっとなりがち。
そんな時は、昼休憩に15分〜20分ほど仮眠を取りましょう。
起きた後は頭がすっきりして、集中力や注意力が戻ってきます。
昼寝が効果的な理由は、ウルトラディアンリズムが関係していて、昼寝の20分が睡眠を取ったと脳に錯覚させることができるのです。
人間の脳って便利ですね。
集中力を高めるための昼寝の方法
集中力を高めるためにする昼寝の方法をご紹介します。
家だけでなく会社でも活用していきましょう。
昼寝をするときは
昼寝をするときは、部屋の電気を消して暗くしてください。
横になって目を閉じたら深く呼吸をします。
会社で横になることができない場合は、椅子に座って机の上で腕枕をしても効果はあるので、実践してみましょう。
周りの音が気になって眠れない方は、耳栓をしたり、目を覆ったりして工夫することが最適です。
同僚に話しかけられないような対策も必須ですね。
会社で昼寝できない人は?
昼寝といってもぐっすり眠る必要はありません。
瞑想のように目を閉じてゆっくりと深い呼吸をするだけでも効果はあるのです。
また、作業場や自分のデスクで昼寝できない場合は、車の中や会社の中で使っていない部屋を探すというのもいいでしょう。
しかし、チャイムが聞こえなかったり、アラームをかけ忘れたりすると、寝過ごしてしまうので、要注意です。
集中力と目の関係は?
集中力を高めて持続させるためには、目の疲れを緩和する必要があります。
考えすぎて頭疲れたーってなるときありますよね?
実は、脳みそ自体は疲れないみたいなんです。
では、なぜ、疲れを感じるのかというと、神経や筋肉が疲労を感じた時に、頭も疲れたと錯覚しているだけなんだとか。
体がへとへとでもう動けないという状況であっても、脳は疲れていないので、冷静な判断はできるってことですね。
ただ、体の疲れも集中力や注意力、記憶力などに影響があるので、パフォーマンス力は下がってしまいます。
最も脳が疲れたと感じる瞬間は、目の疲労が極限に達した時に訪れます。
目の疲れから、脳が疲れたと錯覚し、集中力の低下を引き起こしてしまうのです。
集中力を高めるためには目の保養をしよう
集中力を高めたり、持続させたりするために行う目の保養についてご紹介します。
また、目を守ることがなぜ必要なのかも調べたので、ご参考にしてください。
目の保養を
目が疲れる前に目の保養をしましょう。
蒸したタオルを目の上に乗せたり、目のストレッチをしたり。
また、休憩中にアイマスクで視界を遮るのもいいでしょう。
スマホやパソコンで目を酷使してしまいがちなので、見ない時間帯を決めたり、休憩の時は同僚と話をしたりして過ごすと、会社の休憩時間を有意義に活用できます。
蒸しタオルは温めすぎるとやけどをしてしまうので、扱いには十分注意してくださいね。
目は体の特別な器官
「目は口ほどに物を言う」や「目は心の鏡」などのことわざがありますよね。
言葉で表さなくても目を見ればその人の言いたいことや本心がわかるという意味です。
それは、あながち嘘ではなく、目の仕組みから来ています。
脳からは神経が12種類出ていて、そのうちの3つが目と繋がっています。
さらに、その中でも、視神経と動眼神経は、他の器官を通さずに脳と繋がっているので、目は体の中でも特別な器官なのです。
今、スマホのやり過ぎで、若者でも老眼になる人が増えてきました。
大きなスマホであっても、字が小さかったり、集中してまばたきを忘れたりするので、目が疲れていると感じている方は、早めに目の保養をしましょう。
まとめ
集中力を高めるには、昼寝と目の保養が大切です。
昼寝には、疲労の回復や集中力を高めるための効果があるので、昼休憩に電気を消して暗くした部屋や自分のデスクで、仮眠をとりましょう。
頭がすっきして、午後も高い集中力を継続できます。
また、目の疲れは脳の疲れと錯覚して、集中力が低下。
頭がぼーっとしたり、ドライアイにも繋がってしまうので、しっかりと目の保養をしましょう。
蒸したタオルやマッサージ、視界を遮って休憩を取ることなどがおすすめの方法。
昼寝と目の保養を取り入れて、集中力を高めていきましょう。
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