満月ってどんな風に過ごしたらいいの?と思われている方も少なくないでしょう。
今回の水瓶座満月のテーマは「人の役に立つ自分」です。
これは自分を犠牲にしてまでも誰かの役に立たないといけないというイメージではなく、自分ができる範囲でその人の為にしたことが幸福に繋がるサイクルを生み出すというムードになります。
今回の満月のテーマとなった背景やどんなところに意識を向ければいいのか、どんな風に過ごせばいいのかなどについてまとめたので、詳しく解説していきますね。
ぜひ、参考にしてみてください。それでは、見ていきましょう。
今日の満月は今年で一番大きい満月だよ!
占星術で意味する満月は収穫のとき
西洋占星術では、満月はひとつのことが完結するという意味があります。新月でまいた種が満月で実や花となるのです。
満月の時にはお願い事をすると叶うと言いますが、実は、新月の時にお願いしたことが叶うという感じになります。
そのため、今回の満月のテーマで新月にお願いしたことを受け取るという流れになるのです。
積極的な防衛という種をまいた
前回の新月は、蟹座で起こりました。蟹座には、身近な人たちと気持ちや心を共有する、思いやり、記憶、思い出などのキーワードがあります。
また、この時の新月はサビアンシンボル蟹座25度で起こり、新月に山羊座の冥王星が関係していました。
それらのことから、自分や自分のコミュニティの安心安全を守るために、新しい気づきを得て、世界を広げるということがテーマだったのではないでしょうか。
みんなはどんな新しい世界を見つけたのかな?
新月と満月はセットで考えよう
新月で種をまき、満月で収穫することから、今回は、蟹座新月で掲げたテーマを水瓶座満月のテーマで収穫するということになりますね。
水瓶座は海に吹く大きな風
今回の水瓶座の満月は、3:30分頃に起こります。水瓶座は、風の星座で、風の中でも海に吹く大きな風というイメージがあります。
水瓶座は、自分の中に世界観を強く持つので、周りからは変わっていると見られることが多いですが、全体の幸せを考えるので、他人の世界観も大切にする星座です。
蟹座はどちらかというと、自分のコミュニティを大切にするという点で中と外がはっきりしているので、水瓶座はその反対ということになりますね。
また、今回の水瓶座の月はサビアンシンボル10度です。水瓶座のサビアンシンボル10度は、一時的だと証明される人気という意味があります。
何者にも染まらない自分のスタイルと読み解けるのです。
何者にも染まらないって口で言うのは簡単だけど、いざやるってなったら難しい。。。
そのアイディアは外からもたらされ、現実的に継続していく
ホロスコープは、ひとつひとつの天体がどんな星座に位置しているのかだけをみるわけではありません。
それらがどんな星座にどのように位置しているのかを見ることによって、全体のエネルギーの行き先やムードがわかります。
今回の水瓶座満月のエネルギーとムードは、「そのアイディアは外からもたらされ、現実的に継続していく」というものです。
誰かの役に立つことを考えるってそれだけで素敵だよね。
天体の偏りは地・固定宮・女性宮
今回の水瓶座満月のホロスコープから、天体の偏りをみてみたところ、地のエレメントが多く、固定宮、女性宮に偏りがあるということがわかりました。
そのため、今回の満月のテーマである「人の役に立つ自分」を現実的に継続して行い、なにをするべきかというアイディアは自分の内側ではなく、なにかや誰かによってもたらされるという感じで読み解けます。
火地風水のエネルギーの説明
12星座は4つの性質に分けることができます。
4つの性質に分けることによって、物事に対してどう自分の気持ちや考えを表現するのかということがわかります。
その表現の仕方が大きく分けて4つあるということです。
その4つとは、行動・現実・論理・感情に分けられます。今回は、地のエレメントの星座が多いので、ある物事に対して地に足のついた現実的な方法でアプローチしていくと読み解けるのです。
例えば、仕事で忙しい人の作業を手伝ってあげるとかだよね。
人のために自分は何ができるか
ホロスコープリーディングの醍醐味は、天体同士の繋がりです。そのことを、「アスペクト」と言いますが、そのアスペクトには様々な種類があります。
繋がりによっては、発揮されにくかったり、意識しにくかったりするものがありますが、それを循環させることにより幸福へと導かれるのです。
今回のホロスコープリーディングの天体のアスペクトから出たキーワードは、「人のために自分は何ができるか」でした。
なぜそのようなキーワードが出たのか、天体たちの繋がりや関わり方から詳しく解説していきます。
満月のときは太陽と月が180度という角度でつながるんだよ。
獅子座の太陽と水瓶座の月の関係性
満月のときには、太陽と月が正反対の場所にいます。ひとつのサインは反対側にあるサインの特徴を統合することによって、バージョンアップさせようとします。
そのことから、お互いの持っている資質を活かしあうことが大切と言えるでしょう。
今回は太陽が獅子座、月が水瓶座にあるので、自己表現と他人の尊重という資質を融合することがテーマとなります。
牡牛座の木星がTスクエアを形成
太陽と月に木星が90度という角度で関わっています。木星は拡大発展の星で、90度が摩擦を表します。
これらがTスクエアという図形を形成し、お互いに牽制し合う配置をとっているのです。そのため、3つの資質を活かすことが成長に繋がると解釈できます。
牡牛座の木星がポイント
太陽は獅子座にあり、月は水瓶座にあり、木星は牡牛座にあります。これらの星座は3区分で表すと、固定宮という振り分けです。
固定宮は継続すること、とどまることを意味するので、うまく作用しないと動けなくなるというイメージです。
Tスクエアは頂点になっている星座を意識することが大切なので、今回は、木星牡牛座を使っていきます。
木星牡牛座は現実的な行動が拡大発展に繋がることを表すので、太陽獅子座の自己表現と月水瓶座の他人を尊重するという資質を、現実的に行動することによって表現していくことが必要です。
乙女座の火星を利用する
木星牡牛座には、行動を意味する火星が関わっています。火星はまさに行動力を表す天体なので、この火星の力を借りるとTスクエアがうまく機能する感じがします。
火星は乙女座に位置しているので、目の前にいる人のために自分が何をすればいいのか考え、その人のために役に立つ行動をするというエネルギーを使います。
自分の才能を使ってその人を助けられるように動くことがポイントだよ!
火星のエネルギーをうまく使おう
今回の満月には、牡牛座の木星が関わってくることがわかりましたね。
それらの関係性はうまく使わないと機能しないので、木星に関わってくる火星乙女座のエネルギーを使っていくことが大切です。
火星乙女座は他人の役に立つことをすることで行動力が発揮されます。
そのエネルギーが牡牛座木星の現実的な実現力に繋がり、自分だけでなく他人が持つアイディアや資質を上手に使うことができるといった感じでしょう。
実際に行動することが大切なんだね。
まとめ
今回の水瓶座の満月は、「人の役に立つ自分」。
前回の蟹座の新月の「自分たちのコミュニティを守るための開拓」という種を、人のために自分という資質を使って完成させ、なんらかの成果を収穫するということになります。
人のためにと聞くと自分を犠牲にしないとと思ってしまいますが、今回の満月は自分の世界観を大切にしている水瓶座で起こっているので、自分の得意なことで誰かの役に立つという表現がしっくりくる感じです。
あなたの守りたいコミュニティはどんな形ですか?
ぜひ、満月という今日の日に受け取ってみてください。
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