2023年9月7日7:51頃双子座で下弦の月を迎えます。
満月の時は収穫のときでしたね。
下弦の月は手放しのときです。
また、収穫から次の種まきに備えて環境や心を整えていくタイミングになります。
今回の双子座下弦の月のテーマは「人から頼りにされる自分」です。
どんな意味が込められているのでしょうか。
ホロスコープの天体のばらつきと天体のつながりから詳しく解説しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
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どんな月なのか詳しく解説!
双子座下弦の月の過ごし方
今回の双子座下弦の月のテーマは「人から頼りにされる自分」です。
このテーマを、恋愛、お金、人間関係、趣味、仕事でどう使えばいいのか下記を参考にしてみてください。
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無駄遣いか…ちゃんとしよ。
下弦の月とはなにか
下弦の月は、満月から新月までの間に起こる半月です。
太陽と月は摩擦の角度である90度の配置を取ります。
なので、西洋占星術では、新月や満月と同様に意味がある日として取り上げます。
新月では種まきを、満月では収穫を表すので、下弦の月は種まきの前の畑の準備と例えることができるでしょう。
畑の準備には、雑草を取り除いたり、土を耕したりしますよね。
それと下弦の月の時は似ています。
次の種まきがしやすいように不要なものは手放していくのです。
どんな手放しをするときか
次の新月は、9月15日の乙女座で起こる新月です。
今回の双子座下弦の月は、その新月に向けて余計なものを手放していくことになります。
乙女座の新月のサビアンシンボルは「王家の紋章」。
意味は、仲間と共に頑張ってきたことでブランドのような確固たる評価を受けることができるというものです。
前回の魚座満月は「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」がテーマでした。
ここで、魚座満月から双子座下弦の月、乙女座新月をストーリーとして考えてみます。
例えば、こんな感じでしょうか。
ブランドのような確固たる評価を得るためには、ブランドを盛り上げてくれる仲間が必要です。
満月の時までは、色んな人の役に立つことを頑張ってやってきました。
その中で、自分の思いに賛同する人もいたことでしょう。
下弦の月では、数ある人間関係の中でも、そのような人との縁を深め頼りにされる自分を目指します。
それはある意味、一緒に頑張ってくれる人以外とはある一定の距離を置くことになりますね。
また、そのブランドに必要ないプランやイマジネーションは選択しないということが考えられます。
新月と下弦の月はセット
下弦の月は新月に向けて手放しをしていきます。
新月のテーマがわかっていると下弦の月ではどう過ごせばいいのか明確になるでしょう。
また、満月で吸収したことを尖らせるために余分なモノをそぎ落とすとも言えますね。
双子座下弦の月と乙女座新月の特徴について
12星座の特徴は、サビアンシンボルによってさらに明確に捉えることができるでしょう。
サビアンシンボルは、12星座それぞれ30個ずつ持っています。
12星座は30度なので、1度ずつにサビアンシンボルが設定されているのです。
今回の双子座新月のサビアンシンボルは、「会話をしている二人のオランダの子供」。
オランダ人のように楽しみながらコミュニケーションを取ってるという意味になります。
オランダ人のイメージは、陽気で冗談を飛ばし合うようなものです。
そのコミュニケーションは世間話や天気の話などの軽いものから、自分の夢や考えなどの重要な話も含まれます。
乙女座新月のサビアンシンボルは「王家の紋章」です。
王家の紋章は他に真似できない印。
その印は確固たる信頼の証でもあります。
そのことから、会話から人に支持される信頼を受け取っていくと解釈できるのです。
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王家の紋章とか名前かっこよ。
全体のムードは?
双子座下弦の月のムードは、天体の偏りを読み解くことによって知ることができます。
この日のムードは次のようなものです。
アイディアや発想は自分の内側というより外側にヒントがあります。
そのヒントから現実的に形作れそうなものを変化させながら表現していく、というものです。
全体のムードを読み解く鍵となるのは、2区分(ポラリティ)、3区分(クオリティ)、4区分(エレメント)。
これらで分けた時の天体のばらつきを見ていきます。
この日は、2区分が女性宮に天体が多く、3区分が柔軟宮、4区分が地に多く集まっていました。
火地風水のエネルギーの説明
火地風水とは、星座を4つに分けた時の性質です。
先ほどお伝えした区分では、4区分(エレメント)に当たります。
今回は、地の星座である、牡牛座と乙女座と山羊座に天体が多く集まっていました。
そのため、地の性質が色濃く反映されることになります。
地の星座は、現実的で目に見える成果を重んじます。
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12星座もこうやって分けると性質の違いが見えてくるね。
ポイントの天体は?
月のイベントは必ず太陽と月が○○度という配置を取ることになります。
満月は太陽と月が180度です。
新月は太陽と月が0度になり、重なり合います。
今回は下弦の月なので、太陽と月が90度(摩擦)の配置です。
他の天体でポイントとなるのは、水星と木星、金星になります。
水星は、乙女座の太陽に重なっているので、乙女座の性質が濃くなる配置です。
木星は、水星と太陽に優しい角度で関わっています。
金星は、月にやさしい角度で関わりを持っているので、読み解きのヒントとなるでしょう。
太陽と月が摩擦
太陽と月が摩擦の配置にあるときは、資質がぶつかり合います。
まるで、男女の言い合いのような関係です。
お互いがお互いの資質を主張することで起こる摩擦。
そのぶつかりによって新しい価値観や考え方が生まれます。
ネガティブなことではないのですが、やさしい天体の配置よりも折り合いをつける努力が必要です。
双子座下弦の月で起こる太陽と月の摩擦は、太陽が乙女座で月が双子座に入ることで起こります。
なにがぶつかるかというと、2区分(ポラリティ)と4区分(エレメント)です。
乙女座の2区分(ポラリティ)は女性宮。双子座は男性宮です。
乙女座の4区分(エレメント)は地。双子座は風です。
そのことから、乙女座は、表現したいことやアイディアはなにかまたは誰かからの情報によって形となります。
それを、現実的な場面でアウトプットしていくのです。
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乙女座は求められたことを完璧にすることが得意って感じだね。
一方の双子座は、直感とインスピレーションからアイディアを出します。
ロジックを大切にするので最終的に現実化できないこともあるかもしれません。
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双子座直感でアイディアが湧いてくる感じだね。
乙女座と双子座は違いがあることで摩擦が起こりますが、共通点もあります。
乙女座と双子座の共通点は、3区分(クオリティ)と支配星。
3区分(クオリティ)は柔軟宮で、変化に強いという特徴があります。
支配星は水星で情報やコミュニケーション、実務能力の高さに通じているのです。
共通している部分があるからこそ、違いが浮き出る組み合わせですね。
乙女座の太陽と双子座の月の違いに折り合いをつけると次のような感じになります。
アイディアは現実化させるという着地点を作り、試行錯誤を繰り返しながらロジカルに進めていく。
乙女座の完璧主義と双子座の好奇心がかみ合うと、最強になりそうですね。
太陽と水星の重なり
双子座下弦の月のホロスコープでは、乙女座で太陽と水星が重なり合っています。
二つの天体が誤差の狭い範囲で重なり合っていると、お互いの資質が高まるのです。
これにより乙女座の性質が発揮されると読み解けます。
太陽は実現力、使命、公共という意味です。
水星は、コミュニケーション、実現力、移動という意味があります。
水星は太陽の意図を実現するための天体です。
そのため、太陽が実現したいことを実務能力を使って現実化させていくことがわかります。
そこに乙女座の完璧主義、繊細、貢献というカラーを乗せてみましょう。
どんなことも完璧にこなすことや仕事がスパスパと片付いていくという雰囲気を感じ取ることができます。
太陽と木星のつながり
乙女座の太陽には牡牛座の木星が幸運の循環を生む配置。
牡牛座の木星は、現実的な側面での成長や発展を意味します。
その木星が、乙女座の太陽の実現力にプラスの働きをしているのです。
乙女座は誰かの役に立つことで自身を表現していくという性質を持っています。
誰かの役に立つために行動したことが直接自分の評価に繋がると理解できますね。
月と金星のつながり
月と金星は意味合いが似ている天体同士です。
月は、安心安全、プライベート、心の安定などを意味します。
金星は、好奇心、恋愛の時のときめき、好きという感覚です。
この二つの天体がお互いの資質を活かしあう配置で関わっています。
月は双子座で金星は獅子座です。
恋愛の場合は楽しいおしゃべりができるでしょう。
仕事の場合は自分が思い描いたことがコミュニケーションによって伝わりやすいとわかりますね。
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仕事はかどりそうなタイミングだね。
まとめ
この日の双子座下弦の月のテーマは、「人から頼りにされる自分」です。
このテーマに沿って手放しをしていくことになります。
テーマの背景は以下の通りです。
素敵な一日をお過ごしください。
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