2023年8月31日10:35頃魚座で満月を迎えます。今回の魚座満月のテーマは、「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」です。
このテーマは、サビアンシンボルやホロスコープから読み取った全体のムード、太陽と月の関係、他の天体たちの繋がりによって導かれました。
それらについて深く知ることで、満月の意味をもっと受け取ることができるでしょう。
魚座の満月ってなんか神秘的な響きあるよね。
魚座満月の過ごし方
今回の魚座満月のテーマは「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」です。このテーマに沿って恋愛やお金、人間関係、趣味、仕事についての活かし方をご紹介します。
好きな人が喜ぶことをしてあげて、え、なんでわかったの?って言われたら大成功だね。
今回の満月は「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」がテーマ
今回のテーマが満月の意味とどう繋がっているのかを詳しく解説していきます。
また、そもそも満月とは西洋占星術ではなにを意味するのかなどもお伝えしていきます。
最後まで読むことによって満月に対する理解が深まることでしょう。
新月と満月はセットで考えよう
西洋占星術では、新月と満月をセットにして考えます。新月は種まきのとき、満月は新月でまいた種から成長した花や実を収穫する時です。
そのため、新月では目標を立て、満月では新月で立てた目標を達成するときとして解釈していきます。
満月は収穫のとき
満月は収穫の時を表すので、前回の獅子座新月で立てた目標を魚座満月のテーマで受け取り、目標の達成度合いを確認します。
前回の獅子座新月のテーマは、「本当に自分のためになるのかを考える」でした。
今回の満月のテーマは「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」です。
新月から満月までの間に自分が取った選択肢が自身にとって最適であったかどうかは、誰かからの感謝を受け取った時にはじめてわかります。
例えば仕事で、上司から○○さんこれやってくれる?とお願いされたことがあったとして、その資料を作っているときにもしかしたらこれも必要かもって思ってやったことが評価され、やってくれてありがとうと言われるみたいなことですね。
もしかしたらという部分がイマジネーションを使っている部分になります。人のために動いたことが自分にプラスとなって返ってきたときは、新月でまいた種が収穫できたと判断できるでしょう。
獅子座新月と魚座満月の特徴について
獅子座新月は、2023年8月16日でした。テーマは、「本当に自分のためになるのかを考える」というものを設定しました。
途中、牡牛座上弦の月の時に目標を再確認しましたね。
理想の世界に自分が立ったときに自分が手に持っているものや隣にはどんな人がいてほしいかを考えるきっかけとなった人もいるかもしれません。
今回の魚座満月は、サビアンシンボル8度「ラッパを吹く少女」です。理想の世界に飛び込んでいくためには、自分自身の内側のエネルギーを使って飛び出していくという意味を持っています。
魚座は12星座の中で一番最後の星座になります。そのため、すべての星座の意味を含んでいると考えるのです。
魚座が持つキーワードは、スピリチュアルや目に見えないもの、ワンネスなど、高次元のものを意味として持っています。
獅子座は自分が表舞台に立つ主人公みたいなイメージだけど、魚座はみんなのために頑張る裏方みたいなイメージだから本当に真逆だよね。
全体のムードは?
この日のホロスコープから、アイディアは意外なところからやってきて、変化を伴いながら現実化させるムードであるということがわかりました。
ホロスコープに散らばる天体の星座がどんな要素に集まっているのかをみることで、その日のムードを知ることができます。
例えば、4区分(エレメント)で分けた時に火のエレメントに属する星座が多ければ、活動的でアツくなりやすいムードになると考えられるのです。
他には、3区分(クオリティ)で分けた時に活動宮の星座が多ければ新しいスタートを表し、2区分(ポラリティ)で分けた時に男性宮の星座が多ければ、自分から進んで動いていくというようなムードになると予想できます。
土/柔軟宮/女性宮に偏りがある
2023年8月31日魚座満月のホロスコープからは、4区分(エレメント)で見ると地のエレメントに属する天体が多く、3区分(クオリティ)では、柔軟宮、2区分(ポラリティ)では、女性宮に天体が集まっていることがわかりました。
それらのことから、アイディアは意外なところからやってきて、変化を伴いながら現実化させるムードということが読み解けるのです。
火地風水のエネルギーの説明
火地風水は先述した区分の中の4区分(エレメント)を示す言葉です。12星座は4つの性質に分けて考えることができます。
火地風水のイメージは自然のものを想像するとわかりやすいよ。
ポイントとなる星の繋がりは?
今回の満月に関わりのある天体は、土星です。また、この日のホロスコープにはカイトという複合アスペクトが登場しています。
西洋占星術でホロスコープを読み解く時は、星と星の繋がりをみることが中心になります。
例えば、太陽星座が乙女座でも他の天体との繋がりによって太陽乙女座の色合いが濃くなるのか、それとも違う天体の星座の色が混ざることで少し違う顔色になるのかといった違いが出てくるのです。
月のイベントのときは、太陽との絡みが必ず出てくるので、太陽と月の関係性は押さえておきますが、その日のホロスコープを読み解くには他の天体も重要になります。
乙女座の太陽と魚座の月の関係性
満月のときは、太陽と月が向かい合う星座に位置することになります。角度は180度でお互いにプレッシャーを与えあうという意味です。
乙女座の太陽は現実的に人に貢献することが大切で、魚座の月は精神的な繋がりを大切にします。
この二つの要素が融合すると、相手の意図を汲み取ったうえでその人の役に立つことができると読み解けるのです。
満月に土星が関わる
この日の魚座の月には魚座の土星が重なっています。土星は制限やプレッシャー、ストレスなどを表すので、目に見えないプレッシャーを感じることがありそうです。
それは、先ほどお伝えした人の役に立つための行動は、やりたいという気持ちよりやらなければならないというプレッシャーがもとになるかもしれませんね。
複合アスペクトカイト
複合アスペクトとは、繋がり合う天体同士が別の天体と繋がることによって意味ある関わりが複数になり、なにかしらの図形を形成することです。
この日複合アスペクトによって現れたのはカイトという図形。形成している天体は、乙女座の水星と山羊座の冥王星、牡牛座の天王星、魚座の海王星です。
カイトは、幸運の三角形と呼ばれるグランドトラインという図形に180度で繋がる天体があることによって作られます。
グランドトラインは幸運の三角形と言われるほど才能が豊富で天体が3つ影響し合っているのですが、調和がとれ過ぎて意識して使うことが難しいとも言われています。
そのためカイトは、180度の位置で繋がりを持った天体を読み解くことが重要です。
今回出来上がっているグランドトラインは地の星座なので、現実的に安定させるという色が濃いですが、安定志向に走りすぎる傾向にあります。
180度に位置しているのは魚座の海王星で、乙女座の水星にプレッシャーを与える配置です。
海王星魚座は、スピリチュアルや目に見えない世界を表すので、この世にあるものは現実的なものだけではないということを伝えます。
星の繋がりって人間関係みたいにとらえると立体的な理解に繋がるよ。
まとめ
2023年8月31日10:35頃魚座で迎える満月のテーマは、「イマジネーションを使って人の役に立つことをする」です。
新月で目標を立てて満月で収穫するという1つのサイクルが今日完了することになります。
理想の世界でなりたい自分の姿を想像し、自分が持っている才能や資質、物理的なモノについて向き合ってきた人は、今回の満月で受け取れるものが多いことでしょう。
新月や満月になにかの意味があることを知らなかった人も大丈夫です。新月や満月は毎月ある月のイベントですから。
自分と向き合うことでこの世は生きやすくなると私は感じています。素敵な満月の日をお過ごしください。
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