2023年10月15日2:54頃、天秤座で新月を迎えます。
新月は種まきの時です。
今回のテーマは、「あの人のメンタル面をサポートできる時」。
このテーマに沿ってどんな種をまくといいのか、どんな風に過ごすといいのかなどについて詳しくまとめました。
また、具体的なアドバイスについてはタロットカードを使っています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、見ていきましょう。
西洋占星術とタロットカードは共通点がいくつかあって読み解きの参考になるよ!
天秤座新月は温かい心を意識して過ごす
この日の天秤座の新月のテーマと恋愛やお金、人間関係、仕事についてのアドバイスをタロットカードから読み解きました。
選択に迷ったときはより心があったまるような方を選ぶと良さそうだね
天秤座新月の特徴
新月は太陽と月が重なります。
そのことによって太陽と月がいる星座(サイン)の意味合いが強まります。
この日の新月は、天秤座です。
天秤座のキーワードは、人間関係、バランス、パートナーシップなど。
サビアンシンボルは22度の「噴水で鳥に餌をやる子供」です。
相手の表向きの気持ちではなく本音の部分に近づき、本当の意味での共感から心理的サポートをしていくという意味を持っています。
太陽が表すのは意識で、月は無意識です。
新月はそれらが一致するので、他者の心理面をサポートする方向に意識も無意識もエネルギーが向くことになります。
サビアンシンボルは、一つのサイン(星座)の中に30個あって、簡単にいうと、30タイプの○○座って感じ。同じ星座の中にも個性があるってことだね。
ポイントとなる星の繋がりはヨッドとカイロン
この日の天秤座新月のホロスコープから、ポイントとなる天体をピックアップしました。
その天体たちの繋がりを読み解くことによってさらに新月のテーマが深掘りできます。
太陽と月と水星の重なり
水星は天秤座のサビアンシンボル18度「逮捕された二人の男」です。
このサビアンシンボルは、新しい可能性を見出し、その可能性に寄り添うことを表します。
例えば、職場に新しい考えを持った人がいて、その人が職場に馴染めなかったり、人間関係で悩みを抱えていることをあなたが知っていたとしましょう。
この天秤座のサビアンシンボルは、その人にとことん付き合うイメージです。
どのレベルまでその人に付き合うかというと、自分がその人といることによって周りから同じ目で見られるくらいまで。
周りの人がどう感じようとも新しい可能性を見出したことに対してエネルギーを注いでいきます。
水星はコミュニケーションや思考力、実現力などを表す天体です。
このサビアンシンボルを持つ水星が先ほどお伝えした他者への心理的サポートをする太陽と月に対して重なりを持っています。
つまり、他者への心理的サポートは、周りからは理解されがたい新しい考えを持った人に対して行っていくということです。
そのことによって周りと距離が生まれてしまっても、その人を支持する強さを持つべきときということになります。
重なり合っている天体は西洋占星術では0度と表現するよ
太陽と月と水星に天王星と海王星のヨッド
ヨッドは意味のある繋がりを持った天体同士が作る図形の名前です。
以下のような形をしています。
ヨッドは、短い辺の2つの天体が頂点の天体に対してしつけと調教をする関係性です。
この日のヨッドは、短い辺の天体が天王星と海王星なので、太陽と月と水星は、天王星と海王星の性質にしつけと調教をされることになりますね。
天王星は牡牛座のサビアンシンボル23度「宝石店」です。
意味は、自分の立場や地位を確立するために努力すること。
そして海王星は魚座のサビアンシンボル26度「影響を分割する新月」。
トラブルや困難に見舞われたとしても、自力で解決していくことによって、自分にとって大切なものが見つかるという意味があります。
自分の立場や地位を固めるために努力して改革していく天王星のエネルギーと、
どんな困難も自分一人の力で解決する理想を持つ海王星のエネルギーが、
他者から理解されがたい新しい考えを持った人のメンタルケアをしていく太陽と月と水星に強制的に働くということです。
ヨッドは短辺の天体は60度で繋がっていて、その天体たちは頂点の天体に対して150度という繋がりを持っているよ
太陽と月と水星にカイロンが向かい合っている
カイロンは牡羊座のサビアンシンボル18度「空のハンモック」。
普段の生活でやるべきルーティンを淡々とこなしていくことによって心身が回復するという意味を持っています。
カイロンは魂の傷を表す小惑星で、その傷を癒やすことによって弱点としてではなく強みとして活かすことのできる資質です。
周りから理解されがたい人のメンタルケアをする太陽と月と水星に対して、日々のルーティンを淡々とこなすことがさらに自身のメンタルを強くすることに繋がると読み解けますね。
向かい合っている天体は180度という繋がりを持っているよ
新月と満月はペアで考えよう
西洋占星術では、新月は太陽と月が重なることから純粋な動機によって行動できる時と考えます。
なので、目標を設定したり、心身のリセットをしたりするタイミングとして最適です。
満月は、太陽と月が向かい合った繋がりを持つときで、意識と無意識が一番離れた状態にあることによって自分がやっていることや考え方を客観視できます。
新月で立てた目標を達成したり、目標に対してどの程度まで自分がやってこれたのか分析できるタイミングです。
それらの関係性があって、新月は種まきのとき、満月は収穫のときと例えられることがあります。
この日の天秤座の新月は、次の牡牛座の満月に向けた種まきの時ということですね。
牡牛座は現実的、体感、物理的な確実性などを表します。
天秤座の新月で他者のメンタルサポートなどを行った結果が、現実的になんらかの成果として受け取れると言えますね。
目標を立てるときはワクワク感も大切にしよう
まとめ
この日の天板座新月は、思いやりを持って周りの人に接することが大切ということがわかりましたね。
それによってどんなことが得られるのか、どんなことを達成したいのか目標を立ててみてください。
きっと次の満月でなんらかの成果を受け取ることができますよ。
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