2023年9月23日4:31頃射手座で起こる上弦の月についてまとめました。
この日のテーマは「効率重視か人に尽くすかの葛藤を超えていく」です。
2023年9月15日に乙女座で迎えた新月では、「安定の信頼感は繊細さとインスピレーションから」というテーマで目標を立てました。
満月までの中間地点であるこの日に、立てた目標がぶれていないかの達成度合いを確認します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
上弦の月の時ってなんだかざわざわする。。。
前回の新月のテーマについての詳しい記事はこちらから。
射手座上弦の月の過ごしかた
今回の上弦の月のテーマは「効率重視か人に尽くすかの葛藤を超えていく」です。
このテーマを、恋愛、お金、人間関係、趣味、仕事でどう使えばいいのか下記を参考にしてみてください。
目標を明確にするって大事だよね!心のざわざわはそれで少しおさまりそう!
上弦の月とはなにか
上弦の月は、西洋占星術のホロスコープで見た時に、太陽と月がちょうど90度の配置になります。
90度は葛藤や摩擦の配置といって、性質の違いからぶつかり合う角度と言われます。
太陽は人生を表現する天体です。
月はありのままの自分を表します。
その二つがぶつかり合うので、心がざわざわしたり、仕事とプライベートでどっちを大事にしたらいいんだろうみたいな葛藤が起こりやすいのです。
その葛藤は折り合いをつけることによって新しい価値観を生むことになります。
また、上弦の月は新月と満月のちょうど中間地点です。
次の満月までに新月で立てた目標を達成できそうか確認をするタイミングになります。
90度は意識しやすい角度だからコントロールできれば武器になりそうだね。
射手座上弦の月の全体の雰囲気は?
ホロスコープにちらばる天体のかたよりによって、その日の雰囲気を知ることができます。
例えば、直感に従ってアクティブに行動していってOKとか、感情を大切にして人との繋がりを意識しつつ現実化させていくとかです。
この日のホロスコープでは、女性宮、柔軟宮、地に天体が多く集まっていることがわかりました。
女性宮は、自発か受け身かで言ったら、受け身です。
柔軟宮は、季節で例えると、季節の変わり目のとき。
地は、行動パターンを表していて、現実的に見える世界に結果を求める性質があります。
これらをまとめると、物事や他者からなにかを受け取った上で、現実的な思考と実行力で柔軟に対応していく、という感じですね。
雰囲気を使った方が物事がスムーズにいくって感じだね。
ポイントとなる天体は?
新月や満月、上弦の月、下弦の月などの月のイベントには必ず太陽と月が登場します。
また、読み解くときにポイントとなるのは、太陽と月につながりを持った天体や、特別な図形を作っている天体です。
今回は、太陽と月の他に、魚座の海王星、蟹座のベスタ、蠍座のケレス、魚座の土星を中心に取り上げていきます。
太陽と月が摩擦
上弦の月と下弦の月は、太陽と月が摩擦の配置である90度の角度で繋がりを持ちます。
90度という角度は、男女の喧嘩のようなことが起きるとイメージしてください。
男女は脳の作りが違うから分かり合うことは難しいと言いますよね。
90度はまさにそんな感じです。
今回は、乙女座の太陽と射手座の月が90度でバチバチになります。
この日の乙女座の太陽を女性に例えるとこんな人になるでしょう。
どんなことも集中してパパッとスマートにこなしてしまうバリキャリ系女子。 それでいて他の人のフォローも完璧にやってのける感じの人。 |
この日の射手座の月を男性に例えるとこんな人になるかもしれません。
人を惹きつける魅力を持っていて、困っている人がいたら進んでサポートする仙人系男子。 それでいて行動するときは情熱を持って突き進んでいく感じの人。 |
この二人は人に合わせたり、日々のイベントに応じて柔軟に対応することが得意です。
2人の違いは次のようになります。
バリキャリ系女子の乙女座太陽は、他者の意向やその時の状況で求められていることをまず受け取ります。
受け取ってから、こんなことをしたら役に立つかな、とか、今の状況であれば自分がこれをやったら早く仕事が片付くかなって感じで現実に落とし込んでいくタイプです。
仙人系男子の射手座月は、直感で動きます。
あ、あの人大変そうだって思ったらすぐに駆けつける感じです。
バリキャリ系女子の乙女座太陽は、そんな彼を見て、それよりもこっちをやった方が全体の効率が上がるのにって思ってイライラします。
仙人系男子の射手座月は、効率のよさも大事だけど大変そうな人はすぐにサポートしてあげないとって思います。
この2人の摩擦を解決するには、お互いの性質に折り合いをつけることが大切です。
お互いに状況に応じて動くことができるので、どっちの考え方をその瞬間に採用するのか話し合ったり、基準を決めたりしていくということが解決への道筋の1つとして考えられるでしょう。
この二人がバチバチにかみ合った時は最強コンビって感じです。
太陽と月に魚座の海王星の繋がり
先ほどお伝えした太陽と月には、魚座海王星が繋がりを持っています。
そのことによってTスクエアという図形が完成します。
Tスクエアは、90度と180度の星の配置によって出来上がる図形です。
資質が使いにくかったり、葛藤が生まれやすくなったりします。
この日の太陽と月と海王星は変化に強い柔軟宮タイプ。
葛藤はこんな風に起きるでしょう。
目標は決まっていてやることはやっているのに成果に繋がらない。
このような悩みを解決するためには、目的を明確にすることが大切です。
柔軟宮は変化に強い半面、続けることやまとめることが苦手です。
ただ、太陽と月の葛藤の部分でお伝えしたように、お互いの性質に落としどころをつけていくことによって、新しいやり方や価値観を生み出すことができます。
小惑星と土星のグランドトライン
射手座の上弦の月のホロスコープには、蟹座のベスタ、蠍座のセレス、魚座の土星のつながりによってグランドトラインが出来上がっていました。
グランドトラインは幸運の三角形と呼ばれています。
グランドトラインは、持っている性質をお互いにプラスの作用で活かしあうことができます。
活かしあうほどに幸運の循環が生まれることから幸運の三角形と呼ばれているのですね。
この日グランドトラインで繋がっている天体は、蟹座のベスタ、蠍座のセレス、魚座の土星なので、水のエレメントです。
水のエレメントは感情や共感性を意味します。
感受性が高まりやすい日と読み解くことができますね。
蟹座のベスタは、身近な人たちと愛でつながるという使命の探求を表します。
蠍座のセレスは、心身ともに一体化するほどの深い愛情や絆で自分の心や誰かを育てる喜びを感じます。
魚座の土星は、自分の感情と他者の感情に一定のラインを引くことによって自分の感情をしっかりと受け取っていくことを表しています。
これらのことから、
家族や関係の深い友達とは心身ともに一体化するほどの絆で結ばれることによって、使命や喜びを感じ、
それでいて自分の感情とはしっかり向き合える関係性を築くことができると読み解けます。
Tスクエアとグランドトラインがうまくかみ合うといい感じになりそうだね。
まとめ
上弦の月は、心と体の葛藤が起きやすいときです。
なんとなくもやもやするとか、動きたいのに動けないとか起こります。
満月までの中間地点であるこの日に自分の立てた目標を見返し、目指している場所へのルートの調整を行いましょう。
コメント