集中力を高めたい、もっと成果を出したい、そんなことを考えている方もいるでしょう。
大きな成果を成し遂げる人や成功者は皆、並外れた集中力を持っています。
しかし、集中できる否かは、持って生まれた才能ではないんです。
そのため、集中力がどのようにして発揮されるのかが理解できれば、あなたが手に入れたい超集中力はあなたのものになります。
ここでは、集中力を高める方法や仕組みについて解説していきますので、集中力を高めて大きな成果をあげたいと考えている方は、ぜひ、ご参考にしてくださいね。
集中力を高めるには
集中力を高めるには、雑音や雑念を排除しなければなりません。
別に、瞑想や座禅を取り入れましょうというわけではないのですが(やる価値はめちゃめちゃありますよ!)、目の前のことに集中できないのは、他のことに気が散っているから。
やらなければならないことがあり過ぎて、あれもこれもと手を付けているうちに、こんな時間になってしまったなんてことありませんか?
忙しい人ほどありがちですよね。
集中力を高めて成果を上げたり、タスクを片付けていったりするためには、目の前にある一つのことに集中しなければなりません。
目の前のことだけというのが肝です。
そのためには、雑念となる、他のやるべきことをどこかに置いておかなければなりませんよね。
頭の中から消すことは不可能なので、外に吐き出してしまうというのが大切です。
スケジュールを組む、これが一つの手。
ありきたりな方法なのですが、かなり有効な手段なのです。
今日のやるべきことを上から紙に書いて、優先順位や時間が決まっているものを並べ替えていく。
そして、上に書いたものや時間が決まっているものが終わらない限り、次のことには手を付けないということをルールとする、これが大事なんです。
あれもこれもとやってすべて中途半端ということが防げますし、会社で上司にスケジュールを聞かれた時に、すぐに答えることができます。
また、新しい予定が入ったときも、日程を把握することができるので、おすすめの方法です。
集中力を高める方法について
集中力を高める方法はいろいろありますが、先ほどお伝えした、やるべきことを書き出す方法や瞑想、座禅の他に、毎日の生活の中で、すぐに取り入れることができる方法をご紹介します。
気になったものがあれば、すぐにでも試してみてください。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックとは、イタリアのフランチェスコ・シリロという人が考えたもので、25分間やって5分間休憩を1セットとして、最大4セット続けるものです。
難しい名前に見えますが、やることは非常に簡単で、仕事の中でもすぐに活用できます。
名前の由来であるポモドーロは、イタリアの言葉でトマトという意味。
フランチェスコ・シリロさんは、トマト型のキッチンタイマーを使って、この方法を編み出したそうです。
私も、仕事であらゆるタスクから追われ、一つのことに集中できずに、あれもこれもと焦りばかりが先行していた時期がありました。
焦れば集中できないし、仕事も終わらないことは分かっていたのですが、時間の使い方がよくわからなかったのです。
そこで、ポモドーロ・テクニックやってみました。
これは、本当にすごいです。
25分間って思っているよりも短くて、早くやらないとという焦りが出るのではと思っていたのですが、そんなことはありません。
どちらかというと、いい緊張感で仕事を進められます。
5分間の休憩で目を使わないようにすれば、眼精疲労による頭痛も防ぐことができますし、基本座り仕事なので、立ち休憩を挟むことによって、気分転換にもなるのです。
これは、実体験からめちゃめちゃおすすめします。
ウルトラディアンリズム
ポモドーロ・テクニックに慣れたら、ウルトラディアンリズムを取り入れましょう。
ウルトラディアンは、ペレツ・ラヴィー博士が見つけたもので、人間は90分と20分のバイオリズムで活動しているというもの。
体内時計がこの時間で動いているということです。
90分は集中できる時間で20分は眠気の強い時間。
睡眠で言うと、90分は深い眠りで、20分は浅い眠りの時間帯です。
これを繰り返しながら私たちは生活しています。
そのため、この仕組みを上手く活用して、仕事の時間割を決めていくと、集中できる時間が増え、なおかつ、適度に休憩を挟むことで、疲労がたまりにくくなるのです。
集中力を高める方法の注意事項
ポモドーロ・テクニックとウルトラディアンリズムを活用していく時に、気をつけていただきたいことがあります。
それは、その時間は一つのことだけに集中するということです。
先ほどお伝えしたように、一つのことだけを考えれば集中できる時間が持続しますが、他のことを考えだしたとき、集中力は切れてしまいます。
また、いろいろやらなければと焦りが生まれてしまうのです。
何度も言いますが、一つのことだけに取り組むことで、集中力を維持できます。
さらに、物足りない、もっと続きをやりたい、くらいのところでも時間が来たら手を止ましょう。
休憩を挟むと集中力が切れてしまうのでは、と思いますよね。
安心してください。
休憩を挟んでいる間も、あなたは直前までやっていた仕事のことを考えているのです。
思考が整理できるので、休憩明けもガーッという勢いのまま仕事を一気に片付けることができます。
休憩は悪いことではなく、むしろ、集中力を保つために積極的に取り入れるべき時間です。
休憩をはさみつつ、やるべきことをスピーディーに終わらせて行きましょう。
まとめ
集中力を高めるには、一つのことだけをやるというのが重要です。
何かに手を付けたらそれだけしかやらないと心に決めることで、集中力は格段にアップします。
1日の中でやらなければならないタスクは、優先順位を決めて、上から消しこんでいきましょう。
また、やらなけれならない時間が決まっているのならば、それから予定を埋めていくのも有りです。
ポモドーロ・テクニックやウルトラディアンリズムは、人間の仕組みから来ていて、研究されているものなので、実績や信頼は十分にあります。
時間を有効活用するために、積極的に活用してみましょう。
きっとあなたは、多くの仕事をこなすスペシャリストになるはずです。
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