2023年8月24日18:56頃射手座で起こる上弦の月についてまとめました。この日のテーマは「理想の世界に行った時に必要なモノは持っているか」。
8月16日に迎えた獅子座新月では、「本当に自分のためになるのかを考える」というテーマで目標を立てましたが、魚座満月までの中間地点であるこの日に、自分の立てた目標がずれていないかなどをテーマに沿って確認します。
それでは、どんなことに気を付けて軌道修正を行っていくのか詳しく見ていきましょう。
目標を達成するためには途中観察が大事だよね。
この日は乙女座の水星逆行と重なります。
その記事も合わせて読んでみてくださいね。
射手座上弦の月の過ごし方
今回の射手座上弦の月のテーマは「理想の世界に行った時に必要なモノは持っているか」です。
このテーマを、恋愛、お金、人間関係、趣味、仕事でどう使えばいいのか下記を参考にしてみてください。
理想の世界は自分がイメージするこうなったらいいなって世界だよ
上弦の月とはなにか
上弦の月は、新月から満月の間に起こる半月の状態の月のことです。下弦の月は、満月から新月までの間の中間地点で起こる月でした。
上弦の月では、新月で立てた目標から満月で達成するまでの間に、まいた種を収穫することができるか確認するための中間地点と捉えます。
現時点で立てた目標に違和感を抱いていたり、無理そうだと諦めてしまったりしているのであれば、軌道修正を行う必要があるかもしれません。
どんな軌道修正をするときか
8月16日の獅子座の新月では、「本当に自分のためになるのか」という種をまきましたね。
そこから理想の世界に飛び込む8月31日の魚座満月までの間に、新月の種を収穫するための軌道に乗っているのかを確認します。
今回の上弦の月は射手座で起こります。射手座のキーワードは、真実の探求や冒険、哲学、楽観性などです。
また、射手座はホロスコープの9ハウスに当たりますが、今回の射手座上弦の月は9ハウスに位置します。そのため、より射手座の性質が強まるのです。
射手座上弦の月と魚座満月の特徴から、理想の世界に飛び込む準備は整っているのかという問いに対する軌道修正が必要となります。
理想の世界を想像し、こんな世界を実現したいからこんな自分になるんだと新月で決めた自分の姿がぶれているのであれば、満月までに調整してみましょう。
射手座上弦の月と魚座満月の特徴について
2023年8月24日18:56頃射手座で起こる上弦の月は、サビアンシンボル1度の「共和主義キャンプファイヤーの威厳ある軍隊」です。
軍隊はただ敵に打ち勝てばいいというものではありません。自己鍛錬も重要ですが、なんの為に戦うのかという大義が必要です。
そして、一人ではなく仲間の存在も忘れてはいけません。自分自身を向上させ仲間と共に新しい挑戦をしていくという力強く前向きに進んでいくイメージの射手座ということですね。
次の満月は8月31日10:35頃魚座で起こります。サビアンシンボルは、「ラッパを吹く少女」。
自分自身で自分を奮い立たせ、理想の世界に飛び込んでいくという意味があります。魚座は、全ての境界線をとかす、ワンネス、スピリチュアルなどのキーワードを持っている星座です。
上弦の月の時は自分が掲げた目標がぶれやすい時だから、新月の時に立てた目標がなんのために立てたものなのか立ち止まって考えることも有効だよ。
ホロスコープ全体の雰囲気は?
12サインは2区分(ポラリティ)、3区分(クオリティ)、4区分(エレメント)に分けることができます。そうすることでその日の雰囲気をみることができるのです。
今回の射手座上弦の月では、女性宮・柔軟宮・地に天体が集まっていることがわかりました。意味は以下のようになります。
このことから、射手座上弦の月の全体の雰囲気は、アイディアや表現するものは、自分の内側ではなくて外にヒントがあり、今まで継続されてきたものに変化を与え、現実に落とし込んでいくというものになるでしょう。
外にヒントがあるってのは、テレビとか雑誌とか見てた時に、あ。これ使えるかもってなる感じだよ。
太陽と月と土星がポイント
この日のホロスコープの天体の繋がりからピックアップした天体は、太陽・月・土星です。それぞれの関りについて深く見ていきましょう。
太陽と月が摩擦
下弦の月も上弦の月も、新月から満月の間で起こるため、太陽と月が摩擦の関係になります。摩擦の関係は、太陽と月それぞれの星座が持つ区分に違いが出ることで起こります。
今回の上弦の月は、太陽が乙女座、月が射手座です。乙女座は女性宮/柔軟宮/地のサインに対して射手座は、男性宮/柔軟宮/火のサインです。
柔軟宮が一致しているので、目的に対して変化を伴いながら進んでいくという行動は同じだけれど、他が違うので行動の起こし方やアイディアの源泉が変わるという感じです。
摩擦の関係は、お互いの性質に折り合いをつけることで新しい価値を見出すことができます。
また、太陽と月の摩擦の関係から、気持ちと行動がばらばらになるとも読み解けます。
これらのことから、新しい世界を知りたいという好奇心や行動力は目の前にいる人のために使うということがヒントとなりそうですね。
太陽と月に土星が繋がりTスクエアを形成
Tスクエアは複合図形の1つで、90度が2つと180度が1つの三角形の図形です。90度は摩擦を、180度は緊張を表すので、使いこなすには少し工夫が必要でしょう。
これらの起こす衝突をうまくコントロールすることができれば、状況を好転させるための大きな力となってくれます。
Tスクエアは、3区分(クオリティ)が同じサインで形成されます。今回は、太陽射手座、月乙女座、土星魚座で形成されているので、柔軟宮のTスクエアということがわかりました。
柔軟宮のTスクエアをうまく活用するためには、変化させる方向性を統一することが重要です。
また、課題や制限を表す土星が太陽と月に関わっていることを考えると、太陽と月の関係性から生まれた「新しい世界を知りたいという好奇心や行動力は目の前にいる人のために使う」というキーワードは、特定の人や価値観のためだけに使うのではなくて、もっと多くの人に使える、ある種しくみのようなものを考えられるとベストということを表しているのでしょう。
特定の人にだけ向けて自分が持っているエネルギーを使うんじゃなくて、価値観とか考え方が違う人にも使えるといいよねって感じだね。
まとめ
2023年8月24日18:56頃射手座で起こる上弦の月のテーマは「理想の世界に行った時に必要なモノは持っているか」です。
人によって理想の世界は異なります。ただ、ほとんどの人が幸せであることを願うでしょう。
理想の世界は逆に考えると今はない世界ということになります。そこに自分の理想が待っていることがわかっていたとしても、新しい世界に飛び込んでいくには勇気が必要です。
また、自分も幸せになってもいいんだよという許可も必要かもしれませんね。
世界はあなたがあなたらしくいることを望んでいます。怖がらずに自分の幸せをつかみにいきましょう。
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