2023年7月3日に山羊座で起こる満月についてホロスコープリーディングしました。
今回の満月のテーマは、『人の思いに寄り添う』。
満月は新月とセットで考え、新月にまいた種は満月で収穫するイメージです。
新月がどんな新月で、今回はどんな種をどんな風に収穫するのか詳しくまとめたので、最後までぜひご覧ください。
それでは、見ていきましょう。
西洋占星術における満月の意味
西洋占星術では、満月は新月とセットで考えます。新月にまいた種が満月で実になるというイメージです。
なので、満月の時に何をするのかということよりも、新月の時にどんなことを思ってどんな種をまいのたか、どんな自分に成長することを想像したのか、そういったことをベースとして考えることが大切になります。
前回の新月の解説
今回の満月に関係する新月は、2023年6月18日の双子座新月でした。この双子座新月でまいた種が今回の山羊座満月で実になったことになります。
それでは、前回の双子座新月がどんな新月だったのか見ていきましょう。
テーマは『直感的』
2023年6月18日に双子座で起きた新月は、「直感的」がテーマでした。
それは、以下の特徴から考えます。
さらに、
木星とドラゴンヘッドのコンジャンクション
に過ごし方のヒントがありました。
双子座27度のサビアンシンボル
今回の双子座は26度なので、27度のサビアンシンボルである『森から出てくるジプシー(ロマ)』が関係します。このサビアンシンボルは、直感で新しい世界に飛び出すという意味。
太陽と月のコンジャンクション
新月は太陽と月がコンジャンクションするので、客観性よりも自分の内側にあるものに焦点をあてるイメージになります。
金星と火星のコンジャンクション
金星と火星は獅子座でコンジャンクションしました。
火星と金星がコンジャンクションすると、情熱的な恋愛になったり、芸術的な感性が鋭くなったりします。
恋愛面では結構激しい感情の移り変わりがありそうですね。
双子座太陽双子座月と魚座海王星のスクエア
双子座太陽双子座月と魚座海王星のスクエアは、地に足がつかないというキーワードがあります。
過ごし方のヒント
木星とドラゴンヘッドのコンジャンクションは牡牛座で起こるので、顔の知らない相手とではなく、実際の現実世界で対面として起こることが多かったと思います。
直感的というテーマについて
これらをまとめると、やることに対して結構前のめりになりやすいといった感じでしょうか。
特に恋愛面では、一目惚れしてすぐに連絡先を聞いたり、好きな相手に気持ちを伝えたり、そんなことが想像できます。
2023年7月3日山羊座満月は気持ちに寄り添えるムード
それでは前回の新月の特徴がわかったところで、今回の満月を解説していきます。
6月の新月で未知な世界に飛び出した人や、やってみたかったことにトライした人、思い切って告白した人などいつもの自分より一歩踏み出せた人が多かったと思います。
今回の満月では、不安定だった気持ちが安定して、そこから他人の気持ちに寄り添えるようなムードを迎えます。
新月にまいた希望や挑戦は、思いや共感性となって実になったという感じですね。
特徴的な星の配置は以下の通りです。
山羊座12度のサビアンシンボル
今回の山羊座満月のサビアンシンボルは、『講義をする自然の学徒』。少数精鋭のクラスで研究や勉強に勤しむイメージです。
そこで生まれるのは、協調性や共感力、仲間との結束などがあります。
新月で一歩外の世界に踏み出したあなたに、志を同じくする仲間がいたということですね。
太陽水星と月と木星の調停
満月では太陽と月がオポジションの配置になります。オポジションはお互いに緊張の関係を生む向かい合う角度です。
今回はそこに水星と月と木星が絡みます。太陽と水星はコンジャンクションを形成し、そこに月がオポジションの配置をとりました。
太陽と水星のコンジャンクションからは、
人の気持ちに寄り添えたり、気持ちを言葉にしやすかったりするというキーワードが浮かびます。
そこに、物事を現実的に落とし込んでちゃんとやりたい山羊座の月がプレッシャーを与える感じです。
その状態を緩和してくれるのが、現実的に物事をスムーズに運べる牡牛座の木星。
人の気持ちはすぐに変わってしまうので、そのときに打ち解けて理解し合えたとしてもずっとその状態が続くとは限りません。その状態が感情だけを頼りにしてしまうのではもろいのです。
人間関係も上手に回る仕組みがあれば、関係を長続きさせることができます。
太陽水星と土星と木星のミニトライン
太陽と水星と土星と木星で形成されているミニトラインは、所属や人との境界線を飛び越えて共感しあえることを表します。
いつもは難しいと感じていても、自然と相手を気遣う言葉が出てくるイメージです。
会社であれば他の部署の人たちの苦悩もなんとなくわかるといった感じでしょう。
火星金星と天王星のスクエア
6月からの新月に引き続き火星と金星はコンジャンクションを形成しています。
情熱の炎はまだまだ消えないって感じですね。
ただ、ここに所有の概念を書き換える牡牛座の天王星がスクエアの角度で絡んでいます。
1つのものや誰かだけにこだわって情熱を向けているのは、ちょっと違うんじゃない?という問いかけに思えますね。
まとめ
2023年7月3日山羊座で起こる満月は、「人の思いに寄り添う」です。
前回の新月で新しい挑戦をして一歩踏み出した先にあったのが、人に対する共感力だったのかもしれません。
コロナも落ち着き始め、今まで会えなかった家族や友人と会う機会が増えていくと思いますが、みんなが優しい気持ちで接することができるといいですよね。
仕事や家事に追われて日々忙しい毎日を過ごしている方も多いと思いますが、そんな頑張っているあなたを、満月は応援してくれています。
素敵な満月の夜をお過ごしください。