世界的に注目が集まっているオールバーズのスニーカーについて、日本に上陸したことで話題を呼んでいます。
オールバーズは、「世界でも最も心地よいシューズ」と言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。
オールバーズの人気の理由やスニーカー、企業戦略などについてまとめました。
それでは一つ一つについて、見ていきましょう。
オールバーズの人気の理由は?
引用元:Amazon公式サイト
オールバーズが世界的に人気を集めている理由は、その履き心地にあるといいます。
米タイム誌で「世界でも最も心地よいシューズ」と掲載されたこともあるそうです。
履き心地に関しては、研究所でも調査されていて、91%の回答者からその履き心地に高評価が付いたのだとか。
どんなスニーカーなのでしょう。
気になりますね。
オールバーズはアメリカサンフランシスコに本部があります。
自然に優しいシューズというキャッチフレーズで、世界で15店舗目となる日本第一号店をオープンさせました。
場所は、原宿にあります。
評判はかなりよく、今までにないシューズとして人気が集まっているのです。
さらに注目するべき点は、環境問題に高い関心を持つセレブからも愛されていること。
例えば、マシュー・マコノヒーさんやエマ・ワトソンさん、バラク・オバマ前大統領などです。
すごい顔ぶれですよね。
もっとすごいのが、あのレオ様ことレオナルド・ディカプリオさんは、オールバーズに出資しているのだとか。
よっぽどスニーカーが気に入っているのでしょう。
オールバーズが彗星のごとく現れ、人気を集めているのには理由があります。
それは、「環境に優しいスニーカーを追求」したことです。
ニュージーランド産のウールやユーカリの木の繊維などを使って、スニーカーが作られています。
靴ひもは再生プラスチック。
靴底はなんとサトウキビでできているそうです。
ウールは通気性がよく、洗濯するのも簡単。
また、裸足で履いても臭くならず、年中快適に履くことができるようです。
これは新しいジャンルのスニーカーですよね。
オールバーズ人気の理由に世間の反応は?
スニーカーでいちばん大切なのは、履き心地ですが、海外からのブランド品は日本人に合わないことも多いですよね。
海外の人が良いと言っても、日本人が良いと思うかはまた別の話。
また、気になるのは価格。
手頃な値段であれば試してみることは簡単ですが、高ければ買うのに勇気が必要です。
スタンダードなモデルで12500円ほどで購入できるそうですが、靴の価値はひとそれぞれ。
高いと見るか、安いと見るか。
どんな時に履くのかも重要ですよね。
今のシーズンは雪で靴が濡れることが多いので、防水機能があるのかも気になるところです。
ここで、皆さんの声を一部ご紹介。
「履き心地が良いのと、環境に優しい素材を使用しているのは分かったが、高価格だったらあまり意味が無い。高価だったら良くて当たり前だから、低価格で初めて意味がある。」
「靴は履き心地が凄く重要だと思います。
足の疲れやストレスが全く違う。
そんなに良いなら一度履いてみたいね。」「否定的な意見が多いけど、履けば分かりますよ。
値段はスタンダードなモデルで12,500円、幅広な自分の足にもピッタリ合います。」「靴流通センターでワゴンに入ってそうなフォルム。」
「デザインが凝ってるわけでもないし、なんか想像したより高すぎてビックリした。
機能性がそんなに優れているのかな。
買う気が起きない。」引用元:ヤフーコメントより
デザインではなく、履き心地と素材で売っているブランドなので、賛否両論ありますね。
履き心地は、履いた人にしかわからないものがありますが、最近は、軽くて履きやすいランニングシューズが多く見られますよね。
少し前はイカツクて重いハイカットのスニーカーが大流行。
スニーカーによっては横幅がきつくて入らないというものもあり、実際履いてみないと分かりません。
オールバーズ人気の理由は戦略にあり!
オールバーズがここまで人気を集めているのは、「フィードバック」を大切にしたからと、ティム・ブラウン氏は話します。
ブラウン氏は、元サッカー選手で、ニュージーランドの代表にも選出されたことがあります。
引退後に、スパイクからヒントを得て、もっと履き心地がいいスニーカーがあればいいのにってことで、開発に乗り出したのだそう。
本格的に開発を行い、環境に配慮したスニーカーを完成させると、クラウドファンディングで、12万ドルを獲得。
スニーカーをブランドとして立ち上げるために、ビジネスパートナーと手を組んで、スニーカー業界へと乗り込みました。
発売1週間でタイム誌の目に止まり、一気に売上を伸ばしたとのことです。
ブラウン氏が大切にしているのは、「心地よさ」と「デザイン」、「サステナビリティ」。
サステナビリティとは、持続という意味です。
これら3つのことを大切にして、自分たちの現在地を見失わないように、社員たちと共有。
それが成功の秘訣なのだとか。
上記でフィードバックとお伝えしましたが、3つのことに合わせて成功の裏にあったのが、消費者の意見をくんだ、商品開発・商品改良。
何度も試作を重ねて、今でももっとみんなから必要とされるスニーカーを作りたいと、検討や研究をし続けているとのことです。
商品の開発秘話や製造している人の思いを知ると、愛着がわきますよね。
流行りにのっかる日本人に、持続性と環境的側面はどう受け入れられるのでしょうか。
ぜひ、履いてみたいスニーカーですよね。