現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。
人気が高まっているのですが、群像スタイルがはまったことが理由なのではとする見方が有力。
キャストみんなが主役であることに高視聴率たる所以があるとのことですが、視聴率はどのくらいあるのでしょうか。
それぞれについて、ひとつひとつ見ていきましょう。
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麒麟がくる 群像スタイルがはまった?
十兵衛と信長の初めての顔合わせ
和やかな空気から、魚釣りの理由を聞いてところから一変!母親との確執の話に
染谷信長の表情の変化が名演
応えるまでの間にヒヤヒヤする笑
十兵衛が失言して怒られるんじゃないかと笑#麒麟が来る pic.twitter.com/iJLYsDvmOv— うー@酒飲みの備忘録 (@whoopie_ileach) March 22, 2020
現在大人気の大河ドラマ『麒麟がくる』は、初回放送が2週遅れで始まりました。
沢尻エリカさんの事件や代役の川口春奈さんに注目が集まりましたが、作品が人気である理由は、群像スタイルがはまったことにあるそうです。
『麒麟がくる』の主役は、明智光秀を演じる長谷川博己さん(43歳)。
しかしながらこれまでの大河ドラマとは違い、長谷川博己さんが全面に立って引っ張るのではなく、みんなが主役のように描かれている点。
落合将チーフプロデューサーは、今回の作品について、
「ひとりひとりがみんな主役というドラマ」
ということを話していました。
キャストも主役級が勢揃いしていますよね。
斎藤道三を演じる本木雅弘さんや松永久秀を演じる吉田鋼太郎さん。
谷原章介さんや向井理さん、高橋克典さん、片岡愛之助さん、染谷将太さんなどなど。
そうそうたるメンバーですが、今作最も注目を集めていると言っても過言ではないのが、帰蝶を演じる川口春奈さんでしょう。
出演している俳優陣だけでなく、明智光秀の周りには織田信長だけでなく、今川義元や斎藤道三、足利義輝などの武将がいたことも見どころですよね。
まさに時は戦国時代。
それぞれの思惑が交差しているストーリーに、実力派の俳優さんたちが、ドン・ドン・ドンって感じて出てきます。
ハラハラ・ドキドキの展開です。
その他のキャスト陣も見逃せませんよね。
脇を固めるのは、堺正章さんや門脇麦さん、岡村隆史さんなど。
癒やしの部分や明智光秀の人間性に、作品が立体的になっていきます。
昔いた1人の偉人でただの歴史上の人物が、少しだけ身近に感じられるのです。
大河ファンからはこれらの人たちにもいい評価がされています。
スタートダッシュに成功したのは、本木雅弘さんの演技にあるそう。
本木雅弘さんにとって大河ドラマの出演は22年ぶり。
今作には欠かせない重要な人物として異彩を放っています。
伊右衛門のCMに出ている人と同じ人物とは思えないですよね。
本木雅弘さんのバトンを受け継いだのが、染谷将太さん。
織田信長の青年期を演じていますが、まさかの適役といった感じ。
今までの織田信長とは全く違うキャラクターに批判の声もあったそうですが、演技に引き込まれる人が続出。
「文句は言わせない」
といった感じでしょうか。
きっかけは、第9回の中にあったシーン。
父親である信秀に祝いの品として松平広忠の首を差し出した場面です。
ただのお調子者?のように感じた織田信長の怖さを垣間見た瞬間でした。
織田信長はやばいやつだったというイメージがあるだけに、そのヤバさは本物だったということを物語っています。
いつもにこにこしていて優しいと思っていた人がいきなりキレるときが一番怖い。
それと同じ感じでしょう。
これからの話の中では風間俊介さんが徳川家康を演じます。
意表を付くような抜擢ですが、予想を覆すような演出が見られることでしょう。
これからも楽しみですね。
麒麟がくる 群像スタイルに世間は?
『麒麟がくる』を見ている人たちからは、毎回毎回どんどん話がおもしろくなっていくという反応があります。
45分がとても短く感じるという意見も。
また、歴史的な事実が昔と変わってきていることから、新しい織田信長や明智光秀の姿をみることができるのが楽しみな人もいるようです。
麒麟がくるが終わった頃には、裏切り者の明智光秀のイメージが変わっていそうな気がします。
それでは、世間の声を見てみましょう。
「ちょいと、駒と岡村比率がデカすぎて話の流れが遅い気もするけど今のところおもしろい。」
「RPGゲームのクエストをこなしていく主人公が面白いwみんな演技が上手いから安心して見ていられる。」
「2度観する人が多いのわかる。
いろんなところに伏線が張られていて、いかにも伏線張ってます感がなく見過ごしがちなので、伏線張られてたことに後で気付かされることが多い。
だから、1回目は普通に観て、2回目は何気にないシーンに意味がないか見落とさないよう注意深く観る。このドラマを楽しみ尽くそうと思えば、自然とそうなる。
それだけ、脚本が素晴らしい。」「お願い。オリンピック延期になった分、話数増やしてください。」
引用元:ヤフーコメントより
今年はオリンピックの年だったので、2週間遅れてしまった分を凝縮させないといけない部分があったと思いますが、オリンピックが開催されないのであれば、2回分長く放送してもらいたいところですよね。
話がおもしろいことや伏線が張られていることなどから何度も繰り返し見る人も多いようです。
深い話って何度も見てもおもしろいですよね。
麒麟がくる 群像スタイル…視聴率は?
大人気の『麒麟がくる』は、初回放送が19.1%。
総合視聴率は25.3%でした。
途中の回では人気が落ちたのではないかと言われていましたが、第10回までの平均視聴率は、15.6%。
主役の長谷川博己さんに華がないとの意見もありましたが、今作は主役が1人ではなく、みんなが主役という群像スタイル。
4回以降の放送では4%以上の視聴率を常にキープしています。
また、今回の作品で印象的なのは、何度も見返す人が多いこと。
見るたびにこのシーンはこうだったからこうなったのかということがわかったり、この人はこのことについて言ってたのという発見があったり。
いろいろな視点から見返すとまた楽しめる作品になっているということなのでしょう。
麒麟がくる 群像スタイルのまとめ
大河ドラマ『麒麟がくる』は長谷川博己さんが主演していますが、キャストひとりひとりが主役の群像スタイル。
それがはまったことから、軒並み安定した視聴率を出しているのです。
この先の展開も気になりますが、これから出演する風間俊介さんの演じる徳川家康も見どころですよね。
早く先が見たい!