大ヒット中の漫画『鬼滅の刃』が、『週刊少年ジャンプ』に与えた功績が大きいことで話題になっています。
漫画にとどまらずアニメや映画などでさらなる人気を獲得している漫画ですが、日本だけでなく世界からも注目を集めている作品ですよね。
ここでは、鬼滅の刃の作者やジャンプに与えた功績についてまとめていきます。
子供からの人気を集めたことも大きいようですよ。
それでは、ひとつひとつ見ていくことにしましょう。
関連記事:鬼滅の刃 人気の理由はどこにある?マンガとアニメ、映画などについて
鬼滅の刃 功績について
本日発売のWJ24号にて
『鬼滅の刃』がセンターカラーで登場です!!ついに、物語が最終回を迎えました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ぜひ最後まで、炭治郎たちを見届けていただけると幸いです。今週は、キャラクターたちの想いが詰まった特別なヘッダーをプレゼント! pic.twitter.com/6y9IIPUoGB
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) May 18, 2020
人気漫画『鬼滅の刃』に注目が集まっています。
それは、『週刊少年ジャンプ』に多大な影響を与えたことが新たな功績を上げているのではないかということです。
鬼滅の刃は5月18日発売のジャンプで最終回を迎えましたが、人気はとどまるところを知りません。
13日に発売されたコミックスでは、6000万部もの売上を記録。
それだけにとどまらないのが、鬼滅の刃。
『週刊少年ジャンプ』に貢献したのは、子供の読者を増やしたことにあるそうです。
『週刊少年ジャンプ』は、子供の読者を増やすことを課題としていて、これまで試行錯誤が続いたそう。
『週刊少年ジャンプ』の編集長である中野博之氏は、
「読者の年齢層があがっている」
とトークイベントで現状を明かしていました。
最近はコミックを買うよりも、アニメは動画で見ることが多いようで、特に子供はYou Tubeにはまっていることがジャンプの課題になるほど影響を与えています。
中野博之編集長は雑誌に少年と付いている以上は、子供の読者を増やしたいと考えていたそうです。
そこに現れたのが『鬼滅の刃』。
アニメ放送から子供たちの人気がバク上がり。
『ジャンプ』読者になっていったとか。
すごい功績ですよね。
鬼滅の刃に人気が集まるようになったのは、2019年に放送されたアニメから。
コミックスの売上はそのときから上がっていったそうです。
約2ヶ月という期間で2倍以上の売上を記録したというほどですから、アニメの効果は言う間でもありません。
鬼滅の刃の人気は内容だけでなく音楽シーンにも影響を与えています。
TVアニメの主題歌となった『紅蓮華』は、紅白歌合戦でも歌われたほどヒット。
『紅蓮華』の歌い手であるLiSAさんにも注目が集まりました。
鬼滅の刃 功績…作者は?
【吾峠呼世晴作品の短編集が発売決定!!】
吾峠先生の読み切り作品が全て読める!
『吾峠呼世晴短編集(※仮)』が10月に17巻と同時発売(予定)します!!
収録作品は『過狩り狩り』『文殊史郎兄弟』『肋骨さん』『蝿庭のジグザグ』の4作品!
吾峠先生のこれまでの軌跡を辿れる1冊です!続報を乞うご期待! pic.twitter.com/y8LSEoAhEV— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) July 4, 2019
大人気漫画『鬼滅の刃』の作者は、吾峠呼世晴さん。
ごとうげこよはると読むそうです。
性別は女性で、年齢は31歳。
それまで性別について公表されてこなかったためか、ジャンプ関係者が吾峠呼世晴さんの性別を女性と発言したときは、びっくりした人もいるとか。
2014年から活動している方です。
ファンの中では女性説が流れていたので、ジャンプ関係者がアップしたツイッターのコメントでは、納得との声が多くあります。
代表作は『鬼滅の刃』です。
24歳のときに『過狩り狩り』という読み切り漫画作品を投稿した結果、JUMPトレジャー新人漫画賞の佳作に選ばれています。
通称はワニ先生。
世に出ている作品は、上の2作品の他には以下の通りです。
- 文殊史郎兄弟
- 肋骨さん
- 蠅庭のジグザグ
吾峠呼世晴さんの出身地は、福岡県。
処女作である過狩り狩りは、福岡県から投稿したようです。
福岡県民はこんなにヒットした漫画の作者がいることについて、誇りに思うことでしょう。
鬼滅の刃の連載が始まったのは、2016年から。
その当時は読者からジャンプらしくないとの意見が多く寄せられたとか。
長年愛読しているファンにとっては、斬新に思えたのでしょう。
しかし、大ヒットしたりする作品や人には、必ずと言っていいほど通る道ですよね。
編集長も思い切った採用かもしれません。
これからどんな作品を世に出してくれるのか、わくわくしてしまいますね。
鬼滅の刃 功績に世間からの反応は?
鬼滅の刃がジャンプに与えた功績について、世間からはドハマリした作品であるなどの意見が多く寄せられています。
動画配信サービスなどでも見ることができるので、入り口はさまざま。
アニメでは話が途中になっていることから、これからコミックやジャンブを買う人が多くなりそうですね。
それでは、世間の声をご紹介します。
「WJ一話からリアルタイムで全部読んでたw
キャラに味があって分かりやすいんだよねよこの漫画。」「鬼滅は、TVアニメもとても出来が良くて、原作と別物になっていないところが良いですね。」
「いつもバトル系漫画って飽き飽きして、すすめられるけど途中で飽きちゃう。
でも鬼滅は最後まですごく面白かった。」「この物語は、基本、鬼退治だが、鬼が鬼になった描写が切ない。」
「敵ボスが敵を殺め、それぞれの敵の過去が鬼となった理由を明かす。
敵でありながらそれを同情させる手法も良いが、なんと言っても展開が早いのが良い。
そして、メガヒットしてもそれに左右されない作者の漫画家として意気を感じました。」引用元:ヤフーコメントより
鬼滅の刃は、子供からの人気を獲得したようですが、大人にも響く作品だと思います。
世間の反応からもあるように、飽きさせない工夫が至るところにされているのが特徴ではないでしょうか。
作者が女性であるからか、人の心情や感情に迫った描写があり、敵であるはずの鬼にもかわいそうという気持ちがわいてしまいます。
何度も見てもおもしろい漫画でしょう。
鬼滅の刃 功績のまとめ
大人気『鬼滅の刃』の功績に注目が集まっています。
何でも、『週刊少年ジャンプ』の課題であった子供の読者を増やすことについて大きな貢献をしたそうです。
連載開始当時は、読者から否定的な意見が多かったようですが、アニメ放送から大人気漫画となりました。
5月18日発売のジャンプで最終回を迎えましたが、長すぎる作品ではないこともよかったようです。
この先も人気は上がっていくことでしょう。