JOC(日本オリンピック委員会)理事の山口香氏(55歳)が、五輪について言及しました。
それは、新型コロナウイルス感染拡大によって選手が思うように練習できていないことから、延期すべきというもの。
賛成の声が多くありますが、日本の現状はどうなのでしょうか。
詳しく見ていきます。
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もくじ
JOC理事 五輪延期言及について
JOC理事の山口香氏(55歳)が、五輪は延期すべきとの考えを発表しました。
それは、
「アスリートが十分に練習できていない」
が理由です。
しっかりと準備できていない選手が大きな大会に挑むべきではないとのことですね。
五輪開催については賛否両論いろいろな意見がありますが、人が集まることでコロナが感染拡大するとの危機感が多いです。
しかし、選手の立場についても考えないといけませんよね。
山口香氏の意見とは
かっこいいな、潰されないようにこの人守らないと #山口香 https://t.co/9WhvgoUpO1
— グランマンマーレ (@shirarico) March 19, 2020
山口香(やまぐちかおり)氏の意見は、「五輪延期」です。
それはもともと自身がオリンピック選手であった体験があるからでしょう。
山口香氏は、柔道家です。
1988年に出場したソウルオリンピックでは、52㎏級で銅メダルを獲得しています。
日本オリンピック委員会の略称であるJOCには、2011年から選任されていて、他にもいろいろな委員会や理事に任命されている人。
2020年東京オリンピックについては、
「世界中で正常な生活が送れない状況で」
と新型コロナウイルスの影響を心配しており、
「7月に開催して誰が喜ぶのか」
と指摘しているのです。
オリンピックに出場する選手の思いには、
「延期が良いと言えない空気がある」
と考えています。
五輪に出場する選手は、軽率に言えないですからね。
新型コロナウイルス感染拡大!日本の現状は?
引用元:ヤフー公式サイト
3月20日調べで、日本の新型コロナウイルス感染拡大の状況は、感染者数が950人。
死亡者数33人です。
感染者数は右肩上がりに増えていますが、回復者数も同様に増えています。
現状で新型コロナウイルス感染者数が多いのは、北海道や東京都、愛知県、大阪府です。
特に東京では、これからどんどん増えていくのではないかと懸念されています。
大型のイベントやライブなどが中止に追い込まれている一方で、公共交通機関は通常運転。
違和感を覚える人も多いでしょう。
在宅ワーカーが増えているようですが、今までと同じように稼げないと転職も難しいですよね。
新型コロナウイルス感染拡大!海外の現状は?
日本は中国に次ぐ感染大国だと叩かれてきましたが、今ではイタリアに感染者が増えています。
イタリアの感染者数は3万5713人。
次にイランで1万7361人で、スペインが1万3716人です。
中国は8万928人ですが、感染者数は緩やかになっているとか。
これから落ち着いてきそうですね。
JOC理事 五輪延期言及に世間の反応は?
山口香氏の発言に驚きの声が上がっています。
それは、五輪に対して誰も意見が言えないという状況があるからです。
五輪開催すべきと言えば新型コロナウイルスを甘く見ているや選手のことを考えないという人がいますし、五輪を中止すべきといえば上や世界からなにか言われるでしょう。
そんな中で自分の意見が言えるということに、すごいや勇気があるとの声があがっているのです。
それでは、見ていきましょう。
「当たり前のことを当たり前に言っているだけで、
こんな発言が言えなくしている日本がおかしい!
損得勘定してる場合では無いのにね!!」「到底この現状では成功はあり得ないと思うので「大賛成!!」」
「延期にするのは非常に難しい。
なぜなら、会場が既に来年以降では取れないところが多数だし、選手村の維持費も高い。
更に、他競技のワールドカップや冬のオリンピックと近い時期になるなど、負担や調整も大きい。
資金面でも延期にしたら日本中が大赤字という状況になる。
何を優先するかは非常に悩ましいところだ。」「延期賛成!
今後、選手の派遣を中止する国も増えていくと思う。ここまで頑張ってきた選手はかわいそうだけど、そのために日本国民全体を恐怖・不安の真っただ中にすえるのはどうかと思う。」「勇気ある発言だと思います
今一度延期に関してよく考えるべき
ただし安倍総理に延期や中止の決断を迫る人がいますが
総理がそこに発言をするのは最後にするべき
何の道筋も根回しもないまま総理が発言すると混乱するだけ
まあ総理や小池知事の発言を見ると微妙に延期へ向かわせてるように思えるけど」引用元:ヤフーコメントより
難しい判断ですよね。
世界で会議みたいなのは開かれないのでしょうかね。
日本だけで決めることではないですし、選手の意見も聞くべきところ。
日本の新型コロナウイルスの感染も心配ですが、収束した頃に感染している国から多くの人がやってくるのも心配。
ただ、こんな状況だからこそスポーツでしか起こせない感動を世界に発信したいみたいな想いも捨てがたいです。
選手はどんな思いで東京五輪出場を考えているのでしょうか。
JOC理事 五輪延期言及のまとめ
JOC理事の山口香氏は、五輪を延期するべきだと言及しました。
それついて世間からは賛成の声が多数あがっています。
現実問題として、新しい競技場建設のお金やこれまでかけてきた準備のことなどを考えると、中止はないかもしれません。
年内で時期をずらすのも他のイベントに関係してくるのでないでしょう。
本当に難しい問題です。